本工法は、タイル外壁のタイル陶片間の目地と躯体コンクリート下地にディスクカッターで扇状に溝を切り、この溝の中にエポキジ樹脂を充填し、厚さ1.0mmのステンレス板(以下タイルフィックスという)を埋め込むことによって、浮きタイルの剥落防止を行う補修技術です。エポキシ樹脂により、タイル陶片端部とタイルフィックスを強固に接着し、且つタイルフィックスと躯体コンクリートを接着・固定することによって、タイル陶片は躯体コンクリートに固定・一体化されます。また、タイルフィックスは、50二丁タイル・小口平タイルの場合は、タイル4枚(馬踏み目地では3枚)に付き1カ所、二丁掛けタイルの場合は、2枚に付き1カ所埋込む必要があります。
タイルフィックス工法は目地部への施工ですので美観を損ないません。 ステンレス製特殊アンカー(タイルフィックス)と専用エポキシ樹脂による浮きタイルの下地躯体への直接固定工法です。 浮きタイルの撤去や廃棄の必要はありません。省資源であり環境にやさしい工法です。 日本建築センターの審査証明を取得し安全で充分な強度を有しています。
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