タイルフィックス工法は、浮きタイル陶片を直接躯体コンクリートと一体化させます。張付けモルタルとタイル、あるいは張付けモルタルと躯体コンクリート各層間での浮きに対する処理の必要はありません。タイルフィックス工法は、剥落の可能性があるタイル陶片を躯体コンクリートに固定し、張付けモルタル層を含む壁面の剥落を防ぎます。
タイルフィックスの特殊な形状とTohoボンド※1(タイルフィックス工法専用2液性エポキシ樹脂)の接着力により、安全で十分な引抜き強度※2を有しています。
※1 Tohoボンドは安全なノンホルムアルデヒド形です。
※2 平成12年建設省告示1458号に準じた風圧力以上が基準です。
Tohoボンドの2液は補色となっており、攪拌状態が目視で確認できます。また、Tohoボンドミキサーにより攪拌不足が生じません。あわせてTohoボンドの充填状態も目視で直接確認できるため、樹脂の未充填、空気連行の心配もありません。Tohoボンドガンなどの専用工具により、確実な施工から確実な効果をお約束します。
大小2種類のタイルフィックス本体に、専用の二股ピンを組み合わせることにより、最大厚さ50mmまでの張付けモルタルに対応します。
タイルフィックス工法は、タイル陶片を痛めず、目地部への施工となります。このため建物は竣工当時と変わらぬ美観を保ちます。
タイルフィックスにより外壁浮き部を直接下地躯体に固定するため、廃材の撤去、及び廃材処理の必要はありません。
タイルフィックス施工1箇所につき最大4枚のタイルを固定することが可能です。廃材撤去・廃材処理の必要がないことに加え、タイル1枚あたりの補修費用を低く抑えます。
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